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{参院選}共感広がった訴え今後にいきる 共産党獲得は4議席に後退 たけだ良介氏の議席失う 坂本氏は2万6千票余り獲得

カテゴリー: 日本共産党の活動

 
 10日に投開票された参議院選挙で、日本共産党は比例代表で361万8342票(得票率6・8%) を獲得。比例代表では3議席にとどまり、東京選挙区で獲得した山添拓氏の議席と合わせて4議席と、改選前から2議席後退する残念な結果となりました。富山県を活動地域としていた武田良介前参院議員の議席を失うこととなりました。比例代表で当選したのは、田村智子、岩渕友、仁比聡平の3氏。非改選と合わせて、日本共産党の参議院の議席は11議席となりました。

 県内では比例代表の得票は前回19年の参院選から4447票減らし、18535票(得票率4・28%)となりました。

 自民党や立憲民主党は、得票を増やしたものの、得票率は微減。公明党は得票数、得票率とも前回よりも下がりました。一方で、初めて選挙区候補を立てた日本維新の会は、得票で約16000票増、得票率で2・78%増やしました。国民民主党は1000票余りの減、れいわ新選組は100票余り増やしています。(裏面)

 過去最多の6人が議席を争った富山選挙区で、18日間の選挙戦をたたかい抜いた坂本洋史氏の得票は26493票、得票率は6・01 %。6人の候補者の中で、3番目の得票となりました。

 党富山県委員会は2016年、2019年は野党統一候補の勝利に向けて全力で応援しました。党が独自で候補者を立てたのは、2013年の高橋渡氏以来、9年ぶり。

 

 10日深夜には、開票速報を受けて日本共産党県委員会事務所で選挙結果の報告会が行われました。上田俊彦党県委員長が、連日の猛暑のなか奮闘した候補者をはじめ、支持者や後援会員、党員らに感謝を述べ、「全体としては厳しい選挙結果だが、論戦でリードし、手応えもあった。この論戦は今後に必ずいきる。同時に党の自力をもっと強めたい」とあいさつしました。

 坂本氏は「自民や維新が軍事費2倍、敵基地攻撃能力の保有などを主張したが、軍事対軍事では平和が築けない。9条に基づく平和外交を進めるという私たちの主張は多くの県民を捉えた。物価高騰からくらしをまもる提案も共感を得た。しかし政策を広げきるのに力不足だった。今後改憲を許さない国民運動に力をいれる」と話しました。

 坂本氏は11日、ひづめ弘子、津本ふみおの両県議とともに街頭に立ち、参院選の結果を報告。今後の決意を述べました。

 

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