核兵器の全面禁止と廃絶を求めて「日本政府に核兵器禁止条約への参加を求める富山の会」(略称・核禁条約富山の会)が7月30日、富山市内で結成されました。
結成総会には約50人が参加。①「核兵器禁止条約」署名の推進 ②自治体議会の意見書決議の推進 ③核廃絶への世論を高めるとりくみ―など3つの行動を決めました。
水谷敏彦弁護士が本会結成の経緯と申し合わせを提案。県被爆者協議会の小島貴雄会長が「私たち被爆者は生きている間に世界から核兵器をなくしたいと運動してきた。しかし昨今、核兵器が威嚇の手段として使われている。多くの人と手をつないで核兵器廃絶の運動を広げよう。そして日本政府を動かしていこう」とあいさつ。
参加団体・参加者の取り組みの交流では、「初めてショッピングセンターのフロアで原爆展をやり、多くの方が見てくれた。まず被爆の実相をよく知ってもらうことが大切」「毎月欠かさず高岡駅や公園で核兵器署名やスタンディングを行い、若者含め、理解者・賛同者も増えている」など、各地の活動の経験が報告されました。