「核兵器禁止条約」発効から2周年となる1月22日、「日本政府に核兵器禁止条約への参加を求める富山の会」(略称・核禁条約富山の会)は、日本政府に条約の署名・批准を求めて、富山市の富山駅前で宣伝行動を行いました。
アピール行動には約30人が参加。「日本も核兵器禁止条約に参加を」「核兵器のない世界を」と書いた横断幕や「勝手に決めるな、国葬・原発・防衛・増税」などのプラスターを掲げて通行者にアピールしました。
参加者が次々とスピーチし、全員で「核兵器なくそう、核兵器禁止条約に日本政府は参加しよう」「ノーモア広島、ノウモア長崎、ノーモア被爆者」などとコールを繰り返しました。
小島貴雄富山県被爆者協議会会長は「私たち被爆者は戦後78年間核兵器廃絶を願い続けてきた。核兵器禁止条約が国連で採択された。しかし被爆国の日本政府は条約に参加していない。世論を広げて新しい動きを作ろう」と呼びかけました。ひづめ県議は「核禁条約発効2年。現在日本政府に条約への参加を求める地方議会の意見書は648に達し、36%を超えている。富山県議会にも、先日、議長に要請した」と訴えました。
通行者は注目し、ご苦労様ですと声をかけていく人もいました。