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人との関り大切にしたい 障連協が「はたちのつどい」

カテゴリー: 県内団体の催し

 「第43回障害者はたちのつどい」が7日、富山市のサンシップホールで開かれ、20歳を迎えた40人の障害者が参加。先生方、ご家族やボランティア、関係者とともにはたちの旅立ちを喜び、祝い合いました。

 富山県障害者(児)団体連絡協議会の平井隆会長が「障害者成人式は1981年の国際障害者年を契機に、成人式に参加が大変な、障害の重い成人を祝いたいという声に応え、県善意銀行の協力もあって毎年開催してきた。今年で43回目を数える」とあいさつ。

 県善意銀行、富山県知事(代理)、富山市長(代理)、特別支援学校校長代表らが祝いの言葉を送り、河合隆善意銀行理事長が「新成人」一人ひとりに記念品の色紙を贈呈しました。

 富山聴覚総合支援学校高等部専攻科2年生の程塚麗矢さんが「二十歳の決意」を披露。「私もこの4月から社会に出ます。不安もありますが、今まで学んできたことを存分に発揮し、人との関りを大切にして日々精進したい」と決意を語りました。

 富山高等支援学校卒業者の坂根省吾さんが「先輩からの激励の言葉」として、「どんな人でも完璧な人はいない。失敗を恐れずチャレンジする勇気、周りの人に信頼される人になってほしい。自分の失敗を素直に認めて謝ることが大切」と、自らの体験も交えてスピーチ。新成人にあたたかいエールを送りました。

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