日本共産党富山県委員会は25日、参院選、中間選挙勝利を目指して新年のつどいを開き、井上さとし参議院議員が講演を行いました。参院選前に行われる富山市議選・市長選、砺波市議選候補(いずれも4月13日告示・20日投票)も登壇し、あいさつしました。
主催を代表して、上田俊彦富山県委員長があいさつ。上田氏は、昨年行われた能登半島地震の被災者支援、総選挙や富山知事選を振り返りながら、「県内の情勢は大きく変化している。県内の自民党員は昨年1年間で1割も減るなど、『自民王国』崩壊の始まりと言われている。今こそ日本共産党の出番だ」と話し、「今年が躍進の年になるよう、ご支援をお願いしたい」と訴えました。
井上氏は、7月の参院選での比例5人全員当選を呼び掛けるとともに、能登半島地震について「被災者は見捨てられたような思いだ。暮らしとなりわいの再建最優先の思い切った支援によって、能登に住み続けられるようにすることが政治の仕事だ」と訴えました。 企業・団体献金について井上氏は、「本質的に賄賂であり、政治をゆがめる。財界は『実績評価表』を作り、自民党が法人税を下げたことや社会保障を削ったことを評価し、さらなる献金を呼び掛けている」と指摘し、「富山から日本共産党を大きく伸ばし、参院選で『金で動く政治をなくそう』の声を国会へと届けようではありませんか」と訴えました。
