「消費税をなくす富山県の会」は13日、富山市で第32回総会を開きました。同「全国の会」前事務局長の前沢淑子さんが記念講演を行いました。
同会は、今年7月の参議院選挙に向け、宣伝活動を通じて「消費税減税」を争点に押し上げてきた成果を報告。そのうえで、今後1年間、総選挙を見据えて宣伝活動をいっそう強化することや、青年層への働きかけ、機関誌の拡大を呼びかけました。
前沢氏は、「年収200万円以下の人の消費税負担は10・5%もある一方、年収2000万円を超えるとわずか1・8%です」と述べ、消費税の逆進性や、大企業減税の穴埋めとして使われてきた実態を指摘しました。さらに、会が発行するパンフレットを活用した集会・学習会や、シールアンケートなど他県での取り組みを紹介し、「富山でも消費税減税の動きを広げていこう」と呼びかけました。
日本共産党富山県委員会から、坂本洋史県書記長が連帯のあいさつを行いました。



















