トピックス

【活動報告】11・23 庄川上流の産業廃棄物処理場建設反対の「会」結成

カテゴリー: 党・議員(団)ニュース, その他, 県内団体の催し

 庄川上流域の岐阜県高山市に産業廃棄物処分施設を建設する計画をめぐり、「庄川水源の産廃施設に反対する市民の会」の結成大会が23日、下流域の富山県砺波市で開かれました。元・富山県立大学教員の奥川光治さんと、六厩(むまや)産廃施設最終処分場計画対策委員会委員長の荒川志信さんが計画の概要や問題点について講演を行った後、同会の活動方針や世話人が定められました。 


 奥川氏は、▽重金属など非分解性の有害物質や「特別有害産業廃棄物」に該当する廃石綿をはじめとして、多様な有害廃棄物が埋め立てられること▽農業や漁業への影響▽有害物質の流出の対応は、浄水場では限界があること―などを問題点として指摘。全国の処分場で基準を越えるPFAS(有機フッ素化合物)が検出されているなどの事例をあげ、「水の王国・富山として、建設計画は絶対に中止すべきだ」と、反対の声を広げることを訴えました。


 荒川氏は、対策委員会の活動とその成果を報告。「田中高山市長との懇談などを経て、今月、市長が建設反対を表明した。非常に大きな進展だ」と力を込めました。

▲ このページの先頭にもどる

© 2013 - 2025 Japanese Communist Party, TOYAMA