「12・8反戦平和のつどい」が12月8日、富山市で開かれました。富山県革新懇、治維法国賠同盟県本部、県AALA連帯委員会、安保廃棄県実行委員会の4団体が実行委員会を結成して主催したもの。52人が参加しました。
主催者を代表して治維法国賠同盟県本部古川松男会長は、「秘密保護法を強行するなど、自公で戦争に突き進もうとしているが、暗黒政治をよみがえらせないために12・8を風化させてはならない」と訴えました。
富山協立病院の黒部信也名誉院長、県歴史教育者協議会の松浦晴芳氏が報告。沖縄戦記録フィルム1フィート運動の会が2005年に制作した「沖縄戦の証言」DVDを上映しました。
参加者から、「選挙で公約していない秘密保護法を強行した安倍政権は、侵略戦争の反省が一つもない。政府はうそばかりついているが、われわれは愚かであってはいけない」「自民党の高市早苗氏は『戦後世代には戦争責任はない』と言っているが、日本の伝統を引き継ぐというなら、戦後世代の者も日本が侵略戦争したことを引き受けなければならない」などの意見が出されました。
県労連の増川利博議長は、「安倍政権のやり方はナチスのやり方と同じ。幅広い運動で戦争への動きを必ずストップさせよう」と呼びかけました。