町に存在している遊休施設の維持管理計画について
まず、現在の遊休施設の数については、山岳博物館、上市町B&G海洋センタープール、馬場島家族の森の3施設と、上市中学校の寄宿舎の一部を適応指導教室として利用しております。
<山岳博物館>
遊休施設となっている3施設についてですが、山岳博物館が平成15年4月より休館しており、休館の理由としましては、施設設備の老朽化や展示している剥製の維持管理に費用が嵩むことなどから、現在に至っております。今後、この施設については、用途を代えて活用していきたいと考えております。
なお、山岳博物館については、展示物の一部を廃止、一部を移設するなど、何らかの形で存続を検討していきたいと考えております。’
<B&G海洋センタープール>
次に、上市町B&G海洋センタープールは、昭和56年6月にB&G財団により建設され、昭和62年9月にB&G財団より町が無償譲渡を受けた施設であります。この施設は建設から32年経過しており、故障した部分等をその都度修繕しましたが、平成21年度に排水設備の故障が発生し、修繕に多額な費用が掛かることが判明しました。これを受けて、利用効率の面から施設の存続を検討した結果、このプールは夏の限られた期間のみの運営であることから利用が非常に少ないこと、維持管理費用が嵩むことから、平成22年度より休館としております。
現在、町には富山健康科学専門学校が運営するウェルネススポーツセンターがその役割を担っているので水泳スポーツに関してはそちらに任せたいと考えております。
また、当町は各小学校にはプールが整備されており、小学生等の夏の水泳活動の環境については十分に整備されていると考えております。町としては、プールに変わる新たな活用施設が決まるまで現状維持という方針で今日に至っていますが、安全や景観の点から近いうちに取り壊す方向で検討させて頂きたいと考えており、B&G財団に対しましても、現状のことを報告し、プールを廃止していく方向で協議しているところであります。
<馬場島家族の森>
次に、馬場島家族の森につきましては、平成24年4月より、その維持管理を指定管理から町直営へと変更した時点で、中央管理センターを休業としている状態であり、また、バンガローについては、雪害により梁に亀裂が生じ、使用に際して危険性があることから、平成24年1月に解体しております。
馬場島が、今般の森林セラピーロードとして認定されたことに伴い、今後のロード整備を進めていく中において、バンガロー跡地及び中央管理センターの利用についても検討して参りたいと考えております。
〈上市中学校の寄宿舎>
次に、上市中学咬の寄宿舎につきましては、小中学生への適応指導教室として毎日利用しておりますが、建設が昭和39年10月であることから、老朽化が進んでいるものと考えられます。
今後は、適応指導教室の移設も検討課題となっておりますが、不登校等の児童生徒が通う施設であるため、移転先には児童生徒の環境面で配慮が必要であります。このことから、早急な移設は難しい状況でありますが、近い将来、解体を視野に入れて検討していきたいと考えております。
<2014年新年旗開きのご案内> ☆2月11日(火)午後1時より サンシャインにおいて 男性2,000円/女性1,500円 多数おこしくださるようお待ちしております。
「週間上市赤旗読者ニュース」2014年2月2日 No.634号