「上市町の人物誌のとりまとめ」について
<当局答弁要旨>
町の歴史を振り返る書籍といたしましては、昭和45年に、新町制15周年記念事業の一環としてF上市町誌」を、ス平成17年には新町制50周年記念事業の一環として「新上市町誌」を発刊したところでございます。
何れも、編纂には資料収集や編集作業に長きの時間をかけ、上市町の自然や歴史、産業、文化などの変遷を詳しく紹介した書籍となっております。
また、人物に特化したものといたしましては、平成14年7月に、冊子『上市の人物誌』を作成しております。この冊子につきましては、平成13年度の上市図書館事業『ふるさとを照らす人』の講演記録をまとめたものでございまして、医学の祖・黒川良安先生、コシヒカリを育成された杉谷文之先生、画家として名を馳せた吉田公均先生、音楽教育に尽力された福井直秋先生、畜産学者の西川義正先生の5人について紹介しております。
なお、今年度は新町制60周年記念事業の一環として、記念誌『上市町60年のあゆみ』を作成全戸配付させていただきました。
このように、文献としては、過去にいくつか手がけており、広く町民にも親しまれているものと認識しているところでございます。
しかし、ご指摘のように、こうした先人の功績を町のホームページ上で閲覧したり、また、町内の主要施設において気軽に学ぶには、十分な環境にはないのも事実でございます。
これを契機に、今後、あらためて上市町を内外にPRする素材の一つとして、どのような形で情報発信できるのか、どの程度功績を上げた人物を取り上げるのか、また、ホームページの活用方法など、課題を整理しながら研究してまいりたいと考えておりますので、ご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
「週間上市赤旗読者ニュース」2014年2月9日 No.635号