日本共産党富山県委員会は2月13、14の両日、富山市で全県地方議員研修会を開きました。地方議員15人を含む20人が参加しました。
13日は、ひづめ弘子県議が第26回党大会決定について報告しました。「2014年度地方財政計画の特徴と課題」と題して、党中央自治体局の富樫陽氏が講義しました。
富樫氏は、安倍政権の暴走と2、3月議会に臨む基本的立場や2014年度地方財政計画と地方財政・制度の焦点、社会保障分野の改悪と動向についてのべました。今年度、「地域の元気創造事業」として3,500億円程度の臨時交付金が国の予算案に盛り込まれており、市町村の住民要望実現に活用できることも紹介しました。
14日は、「社会保障制度改革プログラム法と地方自治体の課題」と題して、党中央政策委員会の谷本諭氏が講義しました。認知症の人と家族の会副会長の勝田登志子氏と、富山の医療と福祉と年金をよくする会事務局長の吉田修氏が、介護保険改悪や70歳から74歳までの医療費の窓口負担の引き上げ問題について報告しました。
参加した地方議員からは、「地方財政と社会保障改革について、個々の問題・課題が全体として関連した形で学べた」「随時、研修会を開催して経験交流すればいい」などの声が出されていました。