昨年度約1億6,000万円の大幅黒字…値下げは可能
昨年2012年度は約1億6千万円の大幅黒字。これは、水道の料金収入約20億円の8%にもあたる額です。この間、水道事業は常に1億円をこす黒字を出し続けてきています。いうまでもなく、水道事業は儲けを目的にした事業ではありません。水道料の値下げは可能です。
料金値下げを拒む根拠となってきた市の「水道ビジョン」
2008年策定の市の「水道ビジョン」は5年後に赤字になるとしましたが、この予測は3年目の見直しで大幅な修正をせざるを得ませんでした。そして、見直した予測も5年後に赤字に転落していくとしました。
しかし、2年目にして実績と大きなかい離を生じています。
「水道ビジョン」は今後の収支を正しく予測しているとはいえません。
「できるところから市民負担の軽減をすすめる」といったあたりまえの姿勢が市に求められます
昨年12月市議会で値下げを求めました。
【津本】上水道も下水道も大幅な黒字となっている。料金の値下げが可能であると考えるがどうか。
【当局】経営内容の評価、分析などから値下げは困難と考えている。(答弁は水道ビジョンに沿ったもの)
「津本ふみおレポート」No138 2014年2月16日