=議会情報=
歩道の除雪について
<当局答弁要旨>
町道除雪につきましては、道路除雪実施計画書に基づき実施しております。幹線道路、バス路線、通勤通学路を順次、除雪作業を実施し、冬期における道路の交通の確保に努めているところであります。
除雪の出動基準は午前2時、観測点で概ね積雪10センチメートルを超えたときとし、除雪作業につきましては、車道の確保を最優先とし、概ね午前7時の完了を目標としております。
当町の歩道除雪は、歩行者の多い区間や小中学校の通学路を中心とした10路線約37キロメートルを実施しております。
除雪作業の工程、除雪機械の台数や除雪委託業者数に限りがあるため、通学路においても、車道の確保を先行し、完了した後の二次除雪として歩道の確保を行っております。
そのため、除雪作業当日、登校時の歩道の全線確保は困難でありますが、下校時や翌日以降の歩道の確保ができるものと考えております。
また、連続して除雪出動が見込まれる場合は、小康状態になってからの歩道除雪となりますので、ご理解いただきたいと思います。
なお、除雪委託業者には、除雪会議を開催し、除雪範囲の確認や通学路を優先した作業工程を促しているところであります。
これから、本格的な除雪シーズンを迎えるわけでありますが、議員はじめ町民の皆様にはご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。
通学路の安全確保について
<当局答弁要旨>
10月17日、相ノ木小学校児童が下校中、車にはねられ一時重体となる交通事故が発生したことを受け、町では、その4日後の21日に緊急対策会議を開き、上市警察署をはじめ、各保育所、小学校、交通指導員等の関係者で、今後の事故防止について協議を行ってきたところであります。
また、6日後の23日には、上市警察署の呼びかけで関係機関による事故現場での合同点検を行い、今後の対応策について検討をいたしました。
この会議の中で、今回の事故発生交差帽こおいての横断歩道の移設についても議題に上がったところであります。 よって、その後、横断歩道などの交通標識については、富山県公安委員会の所管となるため、上市警察署や県警本部で横断歩道の移設についての検討がなされ、現状では横断歩道の移設の効果は少ないものと判断し、今回の移設は見送ることとなったと聞いています。
ただし、その他の対応策として、児童が交差点に入る前に立ち止まるマークの設置・「児童注意」の路面標示や、交差点付近のカラー舗装などの対策を、既に関係機関において実施しております。
また、児童専用ミラーの設置をすればとのご意見ですが、今ほど申し上げたとおりの対策を講じていることや、既に押しボタン信号機が設置されている事などから、ミラーの設置は今のところ必要ないものと考えております。
町といたしましても、今後とも交通安全の広報等に一層努めてまいりますのでどうかよろしくお願いいたします。
「週間上市赤旗読者ニュース」2014年2月16日 No.636号