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高岡市:3月定例市議会-金平市議が中小企業の倒産防止のための緊急融資創設を提案 ほか

カテゴリー: 党・議員(団)ニュース

消費税増税から暮らし・営業を守る施策を【金平市議】中小企業の倒産防止のための緊急融資の創設を!【産業振興部長】市独自の連鎖倒産防止の融資制度も検討したい。

 3月市議会の本会議で金平市議は、4月からの消費税増税で企業経営が厳しくなり中小企業の倒産が増える懸念を示し、市独自の金融支援のシステムとして「倒産防止緊急融資」の創設を提案しました。

 坂下産業振興部長は「取引先企業の倒産等により事業資金がひっ迫し、経営の安定に支障をきたしている中小企業への融資は、本市としても重要な課題であると考える。これまでは、案件によっては、県の連鎖倒産防止の資金をご利用いただいていたが、今後、市内中小企業を支援ずる観点から、本市独自の連鎖倒産防止の融資制度についても検討したい」と前向きの姿勢を示しました。

御旅屋通りのアーケードを高岡市が購入?「市が借金の肩代わり?」「行政の公平性から見て問題では?」との市民の厳しい批判が!

 平成26年度の高岡市予算案の中で、「御旅屋通り魅力向上事業費」として4,000万円が予算化されました。市当局は「アーケードの購入」と説明していますが、実質的には御旅屋通り商店街振興組合が受けた融資の返済の肩代わりです。

 市民からは「市が借金の肩代わりをするのは納得できない」「市民の納税意欲に影響する」「資金繰りが大変。うちの会社にも支援してほしい」など厳しい批判が高まっています。

 3月市議会の本会議で金平市議は「御旅屋通りアーケードを4,000万円で市が購入する方針について、市民から厳しい評価も聞いているが、市民的合意を得ているか」と質問。

 高橋市長は「御旅屋通りは、観光客や買い物客、通学、通勤者が行き交う駅周辺の賑わいを誘導する重要なエリアである。今後は、さらに、アーケード街の特性を生かしながら、地元商店街と一体となって継続的、持続的な賑わいを創出したい。市民の方がたに楽しんでいただけるものと考えている」と答弁。金平市議の再質問に対して市長は「市民の合意が得られるものとの確信で提案している」と回答しました。

【御車山会館】リピーター確保への具体策は?最高レベルの接客体制を。駐車場の整備促進を!

 賑わいのあるまちづくりのために金平市議は、御車山会館へのリピーターの確保策、最高レベルの接客体制の確立、駐車場の整備の促進を求めました。

 産業振興部長は「展示する御車山の定期的な入れ替え、平成の御車山の制作段階での展示に加え、特色ある企画展示を行うなど、何度来場されてもそれぞれ違う体験をしていただけるよう内容を充実させたい。来場された方に対して、温かいおもてなしによる接客はもとより、わかりやすい説明や解説ができる人材を配置するほか、ショップやカフェを設置するなど充実したサービスの提供に努めたい。」と答え、「駐車場については、金屋町・山町筋観光駐車場の整備に向けで具体的な調査を進めることとしでおり、新年度予算にも調査費を盛り込んだ。今後、早急に関係者との協議を進め、整備に向けて引き続き取り組みたい」と答弁しました。

 

「日本共産党高岡市議会ニュース」第610号 2014年3月13日

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