【砺波市議会2月定例会】「農政改革」は問題! ほか
3月10日・11日、市議会代表質問・一般質問が行われました。
「農政改革」について
国の「農政改革」について、市長は答弁のなかで「砺波市は国の施策に沿って真摯に取り組んできた。評価されるべきであり、不利益にならないような対策のないまま新制度に移行することは問題である」と、意見していく姿勢を示しました。
「農地中間管理機構」の詳細はまだわからず、非主食用米についても実需者との契約が必要なことや流通の問題があるなど、市当局としても、詳細がわかり次第情報提供する、関係者の話をよくきいてすすめるとしか答えようのない状況。現場の声を上げましょう。
庄川図書館統廃合せず
庄川図書館について市長は「庄川図書館は多くの利用があり、新砺波図書館完成後も、統廃合に結びつけることは考えていない」としました。ただし、機能分担等については検討するとのこと。
地区集会施設への補助
耐震・大規模改修や新築には現行制度では不充分であり、多くの人が納得できる「新たな公平な制度」を検討しているとしました。
東矢木住宅について
入居者の意向をきき、条件が整えば市内公営住宅に順次移住。家賃の激変緩和など支援策をまとめるとしました。
低家賃だから住める人もいるので、激変緩和でなく、同様の条件で住み続けられるようにするべきではないでしょうか。
【自民党が憲法改正求める意見書】戦争できる国づくり許すな
開会中の富山県議会に自民党が「憲法改正の早期実現を求める意見書」案を提案したそうです。
自民党は立党以来「自主憲法制定」を党是としています。富山県では昨年、安倍内閣に追随し、全国で初めて改憲議員連盟が結成されています。
自民党の改憲のねらい、中身が問題です。この間の集団的自衛権を巡る問題、立憲主義をも無視する安倍首相の暴走には、改憲すべきと考える各界の人からも批判の声が高まっています。
日本を「戦争できる国」にすることは絶対に許せません。今こそ「憲法九条改悪反対」「憲法をまもれ」の声を大きくしていきましょう。
「となみ赤旗読者のひろば」第1233号 2014年3月16日(→こちらをクリックするとpdfファイルで紙面がご覧になれます)