3月定例市議会報告(続報)
介護保険料の軽減 介護給付費準備基金5億6千万円を活用して保険料の軽減を!
「介護保険料の負担を軽くしてほしい」との要望が聞かれます。3月議会の本会議で金平市議は、高岡市の介護保険会計には5億6千万円の介護給付費準備基金があることを指摘し、これを十分に活用して介護保険料の負担の軽減をはかるよう提案しました。
武部福祉保健部長は「介護保険料については、3年ごとに改定するが、これまでも保険料の段階設定の細分化や一定所得以下の方の基準額に対する負担割合を引き下げるなど、低所得者層の負担軽減に努めてきた。介護給付費準備基金については、第5期計画期間終了時に残高があれば、次期計画期間における介護保険料の財源として充当し、保険料の抑制を図りたい」と答弁しました。
いじめ根絶を!いじめの早期発見、全校あげた迅速な対応、スクールカウンセラー等との連携でいじめ根絶を!
金平市議は「いじめをなくすために、早期発見の努力、全校あげた迅速な対応、スクールカウンセラー等の専門家との連携を」と提案。氷見教育長は「いじめの未然防止、いじめの早期発見・対処については現在、国の『いじめの防止のための基本的な方針』に基づき心理、福祉に関する有識者、関係機関等の意見も参考にしながら、3月をめどに、『高岡市いじめ防止基本方針』の策定にとりくんでいる。
この基本方針では、子供たちの自主性を重んじ、いじめを自分達の問題として捉え、児童会や生徒会活動など、子供たちによるいじめ防止のための主体的な取り組みを大切にすることに重点をおき、いじめの問題の克服を目指すこととしている」と述べ、「今後とも、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー等の教育相談体制の一層の充実に努め、学校、家庭、地域、関係機関等が一丸となって、いじめ根絶の取り組みを推進したい」と強調しました。
特殊詐欺の被害防止へ 警察・金融機関等との連携強化を!
県内で昨年発生した特殊詐欺の被害総額は過去最悪の状況となっています。市の取り組みの強化を求める金平市議の質問に対して永山生活環境部長は「警察・金融機関はもとより、地域ぐるみで高齢者を守る『高岡あっかり福祉ネット』や地域包括支援センターなど、地域の関係者との連携を図り、被害防止に努めたい」と答弁しました。
「原発ゼロの会・高岡」の講演会「原発ゼロをめざして-ふくしまからのレポート」のご案内
講 師:あべ裕美子さん(日本共産党福島県議会議員)
と き:3月22日(土)午後1時半~3時
ところ:高岡市ふれあい福祉センター1階ホール
講演会協力費:500円(高校生以下無料)
主催:原発ゼロをめざす市民の会・高岡(あわら町7-48 高岡民主商工会気付 電話0766-21-1523)
「日本共産党高岡市議会ニュース」第611号 2014年3月20日