3月定例市議会報告(続報)
水害対策道路側溝の改修一地久子川等の河川改修・雨水幹線の整備の促進、住吉ポンプ場の機能強化を!
3月議会の本会議で金平市議は、新年度での水害対策の抜本的強化を求めました。林副市長は「新年度での取り組みとして、住吉ポンプ場の整備に着手するとともに、局地的な集中豪雨による道路冠水被害が大きかった地区での側溝改修、雨水対策のための貯留槽設置への助成、準用河川守山川、内古川の改修をすすめ、地久子川についても引き続き積極的に県に働きかけたい。蓮花寺東雨水幹線などの整備を引き続き行いたい」と答えました。
そして「今後も『高岡市緊急浸水対策行動計画」に基づき、国・県などの関係機関と連携しながら、総合的な浸水対策の推進に努めたい」と答弁しました。
認知症疾患医療センター【金平市議】高岡市民病院に新設を!【高橋市長】市内での設置について様々な面から検討を進めたい
金平市議は「認知症専門医療の提供と介護サービス事業者との連携を担う中核機関」としての「認知症疾患医療センター」について「富山、新川、砺波医療圏ですでに設置されている。高岡市民病院でも設置への努力を」と提案しました。
高橋市長は「認知症疾患医療センターの設置基準は、精神病床の設置が条件となっており、人員配置については日本認知症学会等が定める専門医1名、臨床心理技術者1名、精神保健福祉士や看護師等2名が必要となっている。市民病院では、精神科病床は有するものの、設置基準を満たす専門医がいないなど、人員確保・資格要件の観点から、現体制では同センターの設置は難しい」と答弁しました。
さらに市長は「本市としても、高齢化の進展に伴い、認知症高齢者が増加すると見込まれるなか、地域における認知症医療とケア体制の連携の強化を図るため。認知症疾患医療センターの設置は重要であると考えている。他の医療圏では、2か所が民間病院で運営されているところであり、富山県や医師会など関係者と協議しながら、市内での設置について、様々な面から検討を進めたい」と検討姿勢を打ち出しました。
【金平市議】納骨堂の新設を【生活環境部長】検討を進めたい
3月市議会の民生病院常任委員会で金平市議は「二上霊園内で納骨堂の新設を」と提案しました。永山生活環境部長は「納骨堂の設置については他市の状況も調査している。また、二上霊園では2年に1度の募集を行っており、新年度は30区画の募集を予定しているが、納骨堂の設置についても、検討を進めていきたい」と答弁しました。
「日本共産党高岡市議会ニュース」第612号 2014年3月26日