朝日町長選 5月20日告示・25日投票-町民主役の脇氏 二期目も
北アルプスと日本海に面する富山県朝日町の町長選(5月20日告示、25日投票)が迫りました。町長選には現町長の脇しげお氏(共産党町議2期)のほか、2人の町議、1人が無所属で立候補を表明し、4人の激しいたたかいになっています。
在宅口腔ケア・住宅リフォーム助成・独居老人へ毎日電話…住民らの提案、次々実現
「ワンマン町長はごめんだ。風通しの良い町政に」と広範な町民が立ちあがり共同して、脇しげお氏が町長に当選して4年。「朝日町を明るくする会」(共産党も参加)は、脇町政の継続・発展へ全力をあげています。
″請願署名した人を町長が訪問調査させ圧力をかける″など、「恐怖政治だ」とも言われた前町政。「町を変えてほしい」の切実な町民の願いを受け、無党派、保守と共産党が初めて協力し、「自由にモノが言える開かれた町政にしたい」と訴える脇町政を誕生させました。
「脇町政になって町職員が、いろんな提案をするようになり、自由にモノが言えるようになったと実感しています」と、町議会元議長の中陣将夫(まさお)「明るくする会」代表はのべています(「明るくする会ニュース」)。
住民とともに
公約の「住民が主人公」を貫いてきました。脇町長は住民や職員はもとより、自治振興会や漁協、森林組合などの声を一つひとつ丁寧に取り上げ、出された要求・アイデア・施策の実現のために力を合わせ、住民とともに実らせてきました。
歯科医師会から提案があった、お年寄りの在宅口腔(こうくう)ケアは、家族からも歓迎されています。中学生までの医療費助成も実現しました。
住宅リフォーム助成制度は、2年前に住民や関係業者の要望を受け実現。町内の業者を対象にしています。2013年度は申し込みが殺到する
など、町民に歓迎されています。畳のリフォームにも拡大し、「助かった」と喜ばれ、脇町長も「町の経済にも大きな貢献をしています」と語っています。
2014年度から、保育料引き下げや休日保育を実施しています。今後、学校給食費の負担軽減も計画しています。
「県内で初」も
「県内で初めて」という施策も少なくありません。1人暮らしのお年寄りへの毎日の電話連絡=”見守り対策”もその一つ。異常が早期に発見されたケースもありました。
「住民が主人公」を貫き、さまざまな難しい場面を乗りこえて、一歩一歩手堅く実績を積み上げてきた脇町政。自民党推薦の町長候補は、「共産党町長だと国・県からお金が来なくなる」と言っていますが、地方交付税は逆に増えています。
また、買い物支援事業などは、県からの助言を受けて国へ直接要請した結果、補助金事業に採択され、総務省はモデル事業としてホームページでも全国に紹介しています。
一歩一歩前進している町政。「―期目は。基礎工事(土台づくり)。これからは棟(むね)づくり」。中陣氏はのべます。
(「しんぶん赤旗」2014年5月12日付)
「自民党が総がかりで脇町政をひっくり返そうとしているなか、全力で脇さん支持を広げてほしい」(ひづめ弘子県議)(第一声の記事はこちら→)
朝日町を明るくする会(略称:明るくする会)のニュース第4号が発行されました(→こちらをクリック)(第3号はこちら→)。(第2号はこちら→)(第1号はこちら→)(→朝日町の活動のページへ)
※「明るくする会」は、朝日町の政治を明るく風通しのよい、住民が主役の町政に変えることを目指す個人、団体で結成されました。