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高岡市:取手市でのマイナンバーミスふまえ個人情報保護対策の抜本的強化を! ほか

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マイナンバー制度めぐる収賄事件-再発防止を国に要請を!茨城県取手市でのマイナンバーミスふまえ個人情報保護対策の抜本的強化を!【日本共産党が高橋市長に緊急要請】

 マイナンバー制度導入のための厚生労働省内のシステム設計などの業務をめぐる汚職事件で、同省の幹部が収賄事件で逮捕されました。マイナンバー制度スタート直後というこの時期に、公務員としてあるまじき汚職事件が発覚したことは言語道断です。制度への信頼を揺るがす事態を招いた厚生労働省の責任は重大です。

 一方、茨城県取手市では、市内の自動交付機で発行された住民票に、住民の請求がないのに個人番号が印字されました。住民は気づかないまま、金融機関や法務局、警察などに提出し、第三者に番号を知られてしまいました。

 システムの委託業者は「住民票に記載しない設定をしたと思い込んでいた」、市も「番号が印字されないことをテストで確認しなかった」(市民課)とぞんざいな管理を認め、漏えいした住民について番号を変更する予定だと説明しています。

 これらの問題について、日本共産党の金平直巳市議と高瀬あつこ党女性部長は10月20日、「マイナンバー制度関連の収賄事件等についての要望書」を高橋市長に提出しました。

 要望内容は

  1. マイナンバー制度に関連した収賄事件について、国に対して真相の解明と再発防止を要請を。
  2. 取手市の事態をふまえて、個人情報保護対策を抜本的に強化を。システム業者への指導の徹底、市とシステム業者との連携体制の検証と強化を。職員研修の強化を。
  3. マイナンバー制度に関する市民からの問い合せが増えている(10月14日現在で73件)。職員体制を強化し市民の問い合せに親切丁寧に対応を。職員の体制強化への国の財政支援の要請を。

 要望書を受け取った林副市長は、収賄事件につて「遺憾なこと」と述べ、「これを機会にもう一度見直したい。取手市の事態を他山の石としたい」と回答。また「段階ごとにチェックすることが大切だ。思い込みがこわい」と述ぺました。職員体制の強化への国の財政支援に関しては「国に要望している」と回答しました。

富山県への予算要望を行います

 日本共産党富山県委員会は、10月27日~28日に平成28年度富山県予算に対する要望活動を行うため県の各部局と折衝します。要望項目の一部をお知らせします。

  • 小中学校の普通教室へのクーラー設置について財政支援の強化を。
  • 年金の個人情報の大量流出事件をふまえシステム業者への指導強化を。
  • コミュニティバス事業に財政支援の強化を。
  • 買い物支援対策を市町村、農協等と連携し強化を。
  • 高岡医療圏にも認知症疾患医療センター設置を。
  • 庄川の改修整備の促進を。
  • その他。

市政報告会を開催します

日時:11月7日(土)午後7時~
会場:富山県高岡文化ホール 3階 第2会議室
報告:金平直巳市議
※9月市議会などの報告を行います
・安保法制(戦争法)への市長の見解は?・マイナンバー制度の4つのリスクとは?・水害対策・高岡市の「未来高岡」総合戦略の157億円の中身は?

 

「日本共産党高岡市議会ニュース」第688号 2015年10月22日

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