トピックス

世の中に目広げ社会参加を 第36回障害者の成人を励まし祝う会 

カテゴリー: 県内団体の催し

新成人一人ひとりに色紙を手渡す河合隆県善意銀行理事長

新成人一人ひとりに色紙を手渡す河合隆県善意銀行理事長

 富山県障害者(児)団体連絡協議会(平井隆会長)は9日、富山市内で第36回障害者の「成人を励まし祝う会」を開きました。国際障害者年の
 世の参加をなかに目広げ社会第36回障害者の成人を励まし祝う会 1981年から毎年実施してきたもので、家族、友人、来賓らが63人の新成人を祝いました。
 平井会長は、日本が2013年に障害者の権利条約を批准し、県内でも14年、「障害のある人の人権を尊重し県民皆が共にいきいきと輝く富山県づくり条例」が制定されたことを紹介。「世の中に目を広げ、いっそう社会参加していただきたい」とあいさつしました。
 3人の新成人が「二十歳の決意」をのべました。加藤昴哉さん=富山聴覚総合支援学校中学部、富山工業高校卒=は、「おとなとしての自覚を持ち、これまでよりいろいろな面で成長できるよう精進したい」と話し、幾島美咲さん=しらとり支援学校卒=は、「新しいことに挑戦することは少しためらいがあるが、笑顔を忘れずがんばりたい」と語りました。末村遥菜さん=富山総合支援学校卒= は、「将来は、介護職員初任者研修の資格を取り、一人ぐらしができるようになりたい」とのべました。
 富山養護学校を卒業した大石晃さんが先輩からの激励の言葉をのべ、県善意銀行の河合隆理事長が、書家の「大蔵」氏が新成人あてに激励の言葉を書いた色紙を一人ひとりに手渡しました。県と富山市の職員がそれぞれ、石井隆一知事、森雅志富山市長のお祝いの言
葉を代読。日本共産党のひづめ弘子県議も来賓として新成人を祝いました。

▲ このページの先頭にもどる

© 2013 - 2024 Japanese Communist Party, TOYAMA