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「あいの風とやま鉄道」発足1年でシンポ

カテゴリー: 県内団体の催し

維持可能な平行在来線へ
国・県の支援強化を 

 公共交通をよくする富山の会は4月16日、富山市で発足から1年が経過した「『あいの風とやま鉄道』の今とこれからを考えるシンポジウム」を開き、40人が参加しました。
 パネリストは4人。
 公共交通をよくする富山の会世話人で富山高等専門学校准教授の岡本勝規氏は、住民・利用者アンケートの結果を紹介しました。JRから分離後、「あいの風とやま鉄道」は地元離れが起きていると指摘。運賃の値上げや混雑の増加。乗り継ぎの不便さなど旅客サービスの低下が原因ではないかとのべました。車両の購入など「あいの風とやま鉄道」に対して、県のいっそうの支援が求められると強調しました。
 JR貨物労働者の尾山康夫氏は、「あいの風とやま鉄道」にはベテランが少なく若い社員が多いため、技術継承や安全運行への苦労があるなどと話しました。
 新潟県の「在来線を守る3市連絡会」事務局長の大平淑正氏は、「えちごトキメキ鉄道」の利用者アンケート結果を紹介。乗り継ぎ改善や、混雑解消を求める声が多いことを話しました。
 公共交通をよくする富山の会世話人で地域経済研究家の渡邊眞一氏は、JR貨物を利用する企業へのアンケート結果について報告。並行在来線発足でこれまで1カ所だった「運転指令」が今後、県ごとに変わることにより、災害や事故への対応が十分できなくなる不安があることなど紹介しました。将来も維持可能な並行在来線にするためには、国が責任を持つことが欠かせないと強調しました。
 参加者からは、「定時安全運行のための保守や除雪の仕組み、取り組みなどについても考えてほしい」などの意見が出されていました。

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