政府が通常国会に提出しようとしている「共謀罪」(テロ等準備罪)についての学習会が2月18、19の両日、高岡市と射水市でそれぞれ、開かれました。
高岡市の学習会は、高岡地区「9条の会」と日本国民救援会高岡支部が主催。射水市の学習会は「射水でも実行委員会」が主催しました。両会場とも、富山中央法律事務所の水谷敏彦弁護士が、共謀罪とは何かや戦前の治安維持法との関係などについて話しました。
水谷氏は、共謀罪は犯罪が実行される前の計画・話し合いを処罰するため、必然的に人の内心を探ることになると指摘しました。戦前、治安維持法をはじめ数々の治安立法で国民の反対を抑え込み戦争を遂行したように、共謀罪は秘密保護法、刑事訴訟法改悪、戦争法に続く「戦争する国」づくりの総仕上げだと強調。共謀罪の危険性を広く市民に知らせ、必ず阻止しようと呼びかけました。
富山市と砺波市でも、国民救援会が主催して、同様の学習討論会を開いています。
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市民団体が県内各地で共謀罪反対の学習会
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