日本共産党演説会が4日、富山県の富山市、高岡市で開かれました。
藤野やすふみ衆院議員、にしざわ博衆院北陸信越比例候補が両会場で、坂本ひろし衆院富山3区候補が高岡会場で訴えました。
藤野氏は、加計学園問題の真相解明に背を向け、一般人を対象に内心を処罰する共謀罪の強行、2020年に9条を改憲すると言明した安倍政権を厳しく批判しました。いま政治に求められているのは、改憲ではなく憲法を踏みにじる安倍政権の打倒だと強調。総選挙で野党共闘を実現するとともに、日本共産党の躍進で新しい政治をつくろうと訴えました。都議選への支援、日本共産党への入党も呼びかけました。
にしざわ氏は、日本共産党が昨年の新潟県知事選で、野党共闘の要として奮闘し勝利したことを紹介。党の北陸信越比例2議席を必ず獲得させてほしいと、訴えました。
坂本氏は、党の比例2議席獲得に全力をあげるとともに、富山3区でも野党共闘を実現して勝利する決意を述べました。
富山会場では、「オールとやま県民連合」の水谷敏彦共同代表が激励のあいさつ。高岡会場では同会のメッセージが読み上げられました。また、社民党県連合代表の又市征治院議員と、自由党の広野ただし県連代表から寄せられたメッセージが、両会場で紹介されました。
今年秋に行われる上市町、入善町、高岡市、射水市、滑川市の各議員選挙の候補者も紹介されました。