市民が主人公の富山市政をつくる会の代表委員を務める高野善久さん(68)=富山市在住=、しんぶん赤旗との付き合いは、50年近く前の学生時代からにさかのぼります。毎朝目を通すことが習慣になって、出張にも必ず持って行きます。
富山県労働組合総連合の副議長として、組合活動の中でも「赤旗」は一番のよりどころだと言います。実質賃金の動向や、経済状況の変化、労働法制に関わる話題など、組合活動に関わる問題は、欠かさず目を通します。日々の話題を問答形式で報道する「おはようニュース問答」は、様々な問題の本質や背景をつかむうえでも役立つと話します。
他の新聞と「赤旗」との最も大きな違いは、真実に迫る「鋭さ」だと高野さん。企業広告に頼らないからこそ、遠慮なく書ける記事が魅力だと話します。国際面についても、他の新聞とは違って、世界で広がる新自由主義の動きと、それに抗する各国の市民の動きをとらえようとしている「赤旗」の報道姿勢が大事だと語ります。
全国で市民と野党の共闘が広がり始めている中で、各地の共闘の様子がわかり、当事者が紙面に
登場することが、県内での野党共闘にも大きな影響があると感じています。他の市民団体や立憲野党の関係者にも読んでもらえば、必ず共闘前進の力になると語ります。
富山県では来年秋に県知事選挙、再来年春には富山市長選挙が予定されています。県内の首長選挙でも野党共闘を前進させるうえで、「赤旗」読者を増やしてほしいと、期待も寄せられました。