日本共産党富山県委員会は13、14日の両日、富山市内で地方議員研修会を行いました。
党県委員会は毎年、日帰りで1回、宿泊で1回の地方議員研修会を行っています。今回は、議員や候補者など20名が参加。
13日は、上田俊彦県委員長が、「党大会と議員団の役割」と題して講義。党中央自治体局の吉武秀郷氏が「2020年度政府予算案と市町村への影響」をテーマに講義しました。
吉武氏は、予算案は、「大企業優遇と大軍拡を進める最悪の予算」ではあるものの、地域社会の維持が困難な自治体への「地域社会再生事業」や「緊急浚渫推進事業」、「緊急防災・減災事業」など世論とたたかいで国を動かしたものもあり、使える予算を大いに活用すべきだ、と述べました。
14日は火爪弘子県議が、地域医療構想、放課後児童クラブ支援員の処遇や、あいの風とやま鉄道乗継ぎ割引廃止問題等「県政をめぐる諸問題について報告。穴倉陽子氷見市議が「教員の働き方改革」、吉田修前富山市議が、「精神障害者の医療費」、津本二三男県議が「子どもの医療費」をテーマに報告し、質疑や意見を交流しました。
研修会の最後には、それぞれ1人ひとりが2・3月議会で取り上げることや研修で学んだことなどとスピーチしました。
参加者からは、「豊富な資料を駆使し、話も分かりやすくたいへん参考になった」「日頃なかなかまとまった勉強ができなく悩んでいたが、初心に立ち返り、頑張らねば、と思った」「予算議会で何に取り組むかヒントをもらった」などの感想が出されました。