消費税導入から32年目を迎えた1日、消費税をなくす富山県の会は富山市内3カ所で怒りの宣伝にとりくみました。「消費税10%増税と新型コロナウイルスによる経済危機打開へ、消費税を5%に引き下げよう」と訴えました。
マイクを握った水谷敏彦代表世話人・弁護士は、「消費税導入からの31年間で国民が納めた消費税は397兆円。国民一人当たり、約320万円納めたことになります。消費税は社会福祉のためではなく、大企業や富裕層が得する税金でした」と厳しく告発。自民党内からも消費税減税論が出ていることも紹介しながら、「いまこそ5%減税を実現しよう」と呼びかけました。
年金生活の70代女性は、「消費税は5%に戻すべき。戦後の日本を支えた高齢者に暖かい政治をしてほしい」と話しました。
同会は、新しくできたパンフレットやポスターの積極的な活用を呼び掛けています。