19日投開票の魚津市議選(定数17、立候補20人)で、日本共産党の岡田たつろう氏(64)が14位で当選し、現有1議席を確保しました。
岡田氏は、新型コロナ対策の抜本的強化、自粛と補償の一体化を求め、国民の苦難に寄り添う党として18歳までの医療費無料化、国保税の1万円引き下げ、市民バスに高齢者向けの定期券発行を―など訴えました。
富山県でもウイルス感染者が増大するなかでの選挙となりました。投票率は前回を25・12%下回り46・01%と過去最低となるなか、岡田氏の得票数・得票率とも後退する結果に。昨年夏の参院選比例票比で182票、17年衆院比例票比で113票減らしました。
選挙の勝利報告会ではバンザイ三唱のあと岡田氏は「選挙の出だしは遅れたが、みなさんの奮闘と自ら奮い立たせて力一杯たたかった。いろんな面で教訓になった」と今後の決意を語りました。