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障害者、難病者への対応求め 県障連協が 20 項目の要望

カテゴリー: 県内団体の催し

 富山障害者(児)団体連絡協議会は15日、石黒雄一富山県厚生部長に対して新型コロナウイルス感染症対策に関わる要望を行いました。

 平井隆県障連協会長らが石黒厚生部長と懇談しました。平井会長は、作業所の収入激減、閉鎖、受診抑制など、障害者(児)、難病者をめぐって大きな状況変化が相次いでいるとして、コロナ禍に関わる困りごとに対して対応を求めました。

 要望は20項目。▷視覚障害者が発熱した際、(感染が疑われる場合)保健所等までの同行支援、介助や聞き取り時の支援体制の保証 ▷軽症でホテル待機の場合、障害当事者・難病者への適切な対応 ▷すみやかな感染対応、施設がコロナ情報を隠すことなく行政と素早く連絡を取るよう指導の強化 ▷作業所の収入減に対する県独自の支援の強化 ▷心臓病の子どもなど難病児用のマスクが不足しており早急な配布、学校再開後の感染防止計画と対策―などを求めています。

 福祉作業所などでどのように防疫したらいいか、マニュアルをつくってほしいという要望に対して石黒部長らは「対応のガイドラインやチェックリストは準備している。基本は3密を徹底すること」と述べました。「透析患者が感染した場合、透析のある医療機関への入院は大丈夫」だと答えました。

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