「戦争法は絶対許せないと女性たちが集まって今日で60回目を数えます」司会者のハンドマイクの声が響きます。2015年5月から始まったレッドアクション。7月26日に富山市の富山駅CiC前広場でスタンディング・アピールを行いました。
「安倍さん、国民の悲鳴聞いて」「9条改憲許さない」「安倍政権は今すぐ退陣」などそれぞれのマイプラカードを掲げ、赤い服やネッカチーフを身に着け、赤い日傘をかざして25人が参加し、道行く人に訴えました。参加者が声をそろえて2度に渡るコールを行い、6人が一言ずつハンドマイクで訴えました。
「コロナ感染者は第二波を迎え毎日急増している。しかし安倍首相は国会が終わった途端ステイホームを決め込み、何の対策も取ろうとしない。対策を急ぎ検査体制を充実すべきだ」「米軍のコロナ感染者がどんどん増えている。米軍関係者は沖縄や日本にビザなし、検疫なしで入って来て、感染を広げる危険がある。政府は実態を公表させ検疫を強めるべきだ」などの怒りの発言が続きました。
オールとやま県民連合の土井由三共同代表も参加。「安倍政権はイージス・アショア導入は断念した。しかし、引き続き敵基地攻撃能力をもち先制攻撃をやろうとしている。市民と野党の共同で政治を変え、立憲主義を守ろう」と訴えました。
スタンディングは通行人の注目を集め、70代の富山市の男性は「GoToトラベルなんかやってる場合か。政府は危ないというだけで何もやらない」と話していました。