安倍首相が辞意を表明した翌日の8月29日、日本共産党の藤野やすふみ衆院議員(衆院北陸信越比例候補)は、新川地域入り。朝日町、魚津市、黒部市で開かれた日本共産党のつどいに参加して、新型コロナウイルス感染症対策や「コロナ後」の新しい社会について語りました。
3カ所のつどいでは、党創立98周年記念講演のダイジェスト版DVDを視聴。藤野議員が安倍首相辞任について「健康上の問題だが、同時に国民の政治や国会を見る目が厳しくなっており、その影響を無視できない」と話しました。コロナ対策で1人一率10万円給付や雇用調整給付金の増額、家賃や学生への支援などの実現や検察庁法の改悪阻止など国民が本気で声をあげれば政治が変えられると強調しました。
各会場では、「日本共産党という名前をなぜ変えないのか」「ソ連や中国、北朝鮮と間違われる」「核兵器禁止条約の批准にがんばってほしい」「安倍首相が辞めれば改憲はどうなるのか」「政府は今後のコロナ対策で重症者や高齢者に重点化すると言っているがおかしい」「社会主義が広がっているというが実感がわかない」「モリカケ問題など安倍が辞めても曖昧にせず追及してほしい」「中国の人権侵害などことあるごとに追及してほしい」など、質問や意見が続出。藤野議員は一つひとつの質問に丁寧に答えました。
「野党共闘がなかなか進まない」という質問には、「野党はコロナ対策でも頻繁に各レベルの会議を繰り返し、共同提案してきた。新自由主義との決別というコロナ後の大きな社会像についても一致してきている。共産党の権威も高まり、共産党抜きの国会活動は有り得ない」と語りました。
最後に藤野氏は、「今は政治を変える歴史的時期。総選挙で勝利し野党連合政権をつくるためにも入党を」と呼びかけました。
各会場とも参加者から「国会議員を囲んで一つひとつ丁寧に話が聞け、政治が身近に感じる。こんな機会をもっともってほしい」と感想が出されました。