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「コロナ後」の教育考える 高教組が教育研究集会

カテゴリー: 県内団体の催し

 毎年開催している富山県合同教育研究集会は、今年はコロナ禍のため高教組のみの運営となりました。第1部の恒例の教育講演会は12日、富山市の県教育文化会館で行われました。

 長期にアメリカ留学を体験し、教育研究者で高知県土佐町議会議員の鈴木大裕氏が「コロナ禍が照らし出す日本の教育の問題点とチャンス」と題して講演しました。

 鈴木氏は、自ら体験した、公教育が解体され貧富や人種による格差が拡大しているアメリカの新自由主義教育の実態を告発し、日本も公教育崩壊が忍び寄っていると警告しました。そして点数教育にまい進し、学校の序列化や学校選択制など格差社会の拡大をあおる教育体制のなかで「学校とは何か」「学ぶ喜び、学力とは何か」「何のための教育か」「勝ち組の先に幸せはあるか」などについて改めて考えてみることの重要性が指摘されました。

 コロナ禍の今後の教育についても、テストの答え探しや点数を競い合う教育内容の改善、小さな学校や少人数学級のメリットの見直し、学校がいろんな機能をもち、子どもに大切な場になっていることなどを指摘、新自由主義的教育の是正を訴えました。

 会場からいくつもの質問も出され、参加者は今後の教育の在り方について熱心に交流しました。

 教研集会第2部の教科別・問題別分科会は11月21日、富山大学工学部で行われます。

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