富山県9月定例議会の予算特別委員会が18日開かれ、日本共産党の津本二三男県議が質問に立ちました。
津本県議は、コロナ禍の医療機関支援や学校教育、豪雨災害の減災対策、あいの風とやま鉄道のバリアフリー化などについて質問しました。
コロナ禍の教育について、子どもたちの学力を保障し、悩みやストレスに応えることや身体的な距離を取ること、教職員の多忙解消のためにも20人程度の学級を国に強力に働きかけるよう求めました。
伍嶋二美男教育長は、「少人数学級は望ましいと考える。学級編成基準の見直しや教職員定数の改善などを求めていく」と答えました。
オンライン授業の推進にあたって、教員や生徒、家庭においても、タブレット端末の不具合などに対応するICT支援員を各学校に配置する必要があるのではないかと問いました。教員の多忙化を防ぐとともに、トラブルがあった生徒を放置しないよう、サポート体制の検討を求めました。
伍嶋教育長は、担任らがストレスフリーで授業を進められるような体制構築に努めたいとのべました。
豪雨等災害において、介護を要する高齢者や障害者ら避難行動要支援者の避難支援の個別計画の策定をすすめるよう質問。策定をケアマネージャーに依頼することを提案しました。