「いつ総選挙があってもおかしくない情勢。比例選挙で私自身の3期目の勝利、そして北陸信越比例2議席と富山選挙区の議席獲得を」。藤野やすふみ衆院議員(比例候補)の訴えが響きます。
藤野議員は9月28日来県。富山市のJR富山駅前で青山りょうすけ衆院富山1区予定候補と、高岡市のイオンモール横で坂本ひろし富山3区予定候補と、それぞれ街頭演説を行いました。
藤野氏は「菅政権は安倍政治の引継ぎと自己責任の政治、自分で助けろと言っているがとんでもない。コロナ禍のなかでみんな十分努力している。菅首相はそれに追い打ちをかけて消費税をさらにあげようとしている。世界では19カ国が消費税を引き下げており、その実現こそ経済対策」と強調。藤野氏はさらに、検察庁法改定案の廃案などを具体的にあげ「国民は政治の転換を実現する力をもっている。今度の首班指名では共産党は22年ぶりに枝野氏の名前を書いた。野党連合政権で政治を変えよう」と呼びかけました。
青山氏は「安倍政治の継承を唱える菅首相にまかせて希望のもてる社会になるか。富山でも市民と野党の共闘を前に進めて自民政権をやめさせよう」と訴え。坂本氏は「日本の政治に決着をつけるのが今度の選挙。国民のいのちを支えられなくなっている政治からみんなで支え合う社会をつくろう」と呼びかけました。
高齢者が手を振りながら宣伝カーに寄ってきて激励したり、立ち止まってじっと聞いている人、通行者や車の中で手を振る人などがいました。 富山市ではひづめ弘子、津本ふみお男の両県議が、高岡市では金平直巳、高瀬充子の両市議も宣伝カーの上から支援を訴えました。
藤野氏は街頭宣伝の合間を縫って、8日告示の県知事選挙に出馬予定のかわぶち映子氏の事務所を訪問し、エールを交換。富山市や射水市での「日本共産党を語るつどい」にも参加し、入党などを呼びかけました。