8日告示の富山県知事選挙に向け、かわぶち映子候補の勝利目指す大集会が4日、富山市の県民会館大ホールで行われました。「いのち支え合う県民の会」が主催。約500人が参加して、新型コロナ対策の充実やいのちと暮らしを守る県政に切り替えようとの決意にあふれました。
「かわぶちさんが知事になったら、富山県はどう変わるのか」とテーマを掲げた集会では、①人権と医療・介護・福祉 ②環境とエネルギー ③教育と子育て ④経済とまちづくり、の4分野で参加者がかわぶち氏に質問。一つひとつに、かわぶち氏が直接答えました。
「福祉や医療、介護などの担い手が不足しているが、その対策は?」との質問にかわぶち氏は、「担い手不足の最大の原因は賃金が低いこと。この分野の従事者に賃金の上乗せをめざす」と回答。環境やエネルギー問題では「福島で原発事故の惨状を見て、原発再稼働には反対。水の豊富な富山県で小推力発電の普及、自然エネルギーへの転換を進める」と強調。参加した子どもから「どうやって平和を守るの」との質問には、会場から大きな拍手が広がりました。
「教師を増やして少人数学級を実現を」「政府が核兵器禁止条約を早く批准するよう働きかけてほしい」などの意見や質問もありました。
最後に、「いのちの会」代表の土井由三氏が「8日からいよいよ本番。力を合わせて勝利を」と訴えました。