日本民主青年同盟富山県委員会は14日、富山市の富山大学近くの五福公園富山球場前で学生への食料支援プロジェクトに取り組みました。10月18日に続いて2回目の取り組みです。コロナ禍のもとで困難が増す大学生活を支援しようと県内各地の党員や支持者からコメやキャベツ、大根、柿、カップ麵、レトルト食品、日用品などが多数提供され、それらの食料品などを小分けして袋詰めし、訪れた学生に配布しました。
「チラシを見た」「口コミで知った」「SNSで知った」「宣伝カーの案内を聞いて」駆け付けた学生が130人余。開始直後に20人余が列をつくり、見る見るうちに膨れあがりました。開始1時間ほどで物資は、大半がなくなりました。
「ありがとうございます」「お米や野菜、助かります」「すごい!めっちゃたくさんもらった」「テッシュやひげそりまであるよ」など、品物を手にした学生から次々と喜びの声があがっていました。
民青同盟員とボランティアは、訪れた学生に民青同盟紹介のチラシを渡し、次々とアンケート対話を実施。記述式アンケートには121人が回答し「これからの学校生活で不安なこと」を聞いた項目では、「生活費が不安」と答えた学生が最も多く、次いで「就職活動」「学費支払いや奨学金の返済」「健康問題」などにも不安があると答えていました。「バイト先が見つからなくて困っている。生活が本当に大変」(経済学部1年)「コメが助かる。野菜も高いので野菜があるとうれしい」(人間発達学部2年)などの声が聞かれました。会場で品物を受け取れなかった学生には、コメやレトルト食品をセットにして、後から同盟員が届けました。民青同盟では12月も実施することにしています。