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少人数学級今こそ 富山の会が署名提出

カテゴリー: 県内団体の催し

 「ゆきとどいた教育をすすめる富山の会」(代表、斎藤克義高岡市教組委員長) は、11月25日、上田英俊富山県議会議長に対して、コロナ禍のもとで要望が強まっている ▷少人数学級の実現 ▷コロナ感染から子どもたちのいのちと健康を守り教育条件を整備する ▷教職員定数改善で正規・専任の教職員をふやす ▷教育にかかわる保護者負担の軽減―などを求め、この日までに集まった12144人分の請願署名を提出。11月県議会での採択を要請しました。要請行動には富山高教組、高岡市教組、富山地区教組、新日本婦人の会、コープとやまの代表ら7人が参加。上田議長に請願趣旨を伝え、実現を求めました。日本共産党のひづめ弘子、津本ふみおの両県議も申し入れに同席しました。

 斎藤代表は「要望のなかでも中心は学級定数を減らしてほしいということ。少人数学級への関心が高く昨年より約千筆多い署名が集まった。コロナで休校となり、その後、分散登校となったが子どもたちは落ち着いて勉強できるし、子どもに目がとどくようになり、少人数の効果が確認できた」と述べました。中山洋一高教組委員長は「子どもたちのいのちと健康を守るために『20人学級』を展望した少人数学級が必要。文科省も少人数学級を進めており、県議会での採択はその後押しになる」と強調。「私立高校の授業料が高い。補助してほしい」(新婦人)「小学1年の子どもは密を避けるため廊下にまではみ出して授業を受けていた。少人数のクラスにしてほしい」(コープとやま)などの発言がありました。

 上田議長は「これからの世の中で1番大事なことは教育だと思う。要望に努力したい」と話しました。

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