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「市民の声が届く市政に」
富山市長選に高野氏が挑戦

カテゴリー: 県内団体の催し

 4月18日投開票でたたかわれる富山市長選(4月11日告示)に向け、日本共産党も参加する「市民が主人公の富山市政をつくる会」は12月23日、代表委員の高野善久(たかの・よしひさ)氏(69)=無所属・新、日本共産党推薦=の擁立を発表しました。

 市長選は、現職の森雅志市長が引退を表明。現在、自民党の市議や県議、日本維新の会などが名乗りをあげています。高野氏は6日、富山駅前で新年第一声をあげ、通勤者などに市長選の決意や抱負を訴えました。宣伝には「市民の会」のメンバー8人が参加しました。

 大野孝明「市民の会」常任幹事が、「コロナ禍で市民が不安に思っている今こそ、市民のくらしに寄り添うあたたかい市政が必要」とあいさつ。高野氏は、「森市政はコンパクト市政を進め、市の中心部にマンションや施設を集中し、周辺部は人口が減り、活力が衰えている。周辺部の振興に光をあてる」「コロナに打ち克つ市政をつくる。保健所の拡充、医療・介護などケア労働を大切にする」「政務活動費の不正に対し『市民の会』は住民監査請求などに取り組んできたが、税金の私物化は許さず、市民の声が届く風通しのよい市政をつくる」と政策の基本を強調。また子どもの医療費無料化の拡大、小・中学校の35人以下学級の実現、ジェンダー平等に取り組むなどの政策も訴えました。

 冷たい雨が断続的に降なか、手を振って激励する通勤者や車の中で手を振る人がいました。

〈高野氏の略歴〉県立富山高校、立命館大学卒、富山市役所に勤務、富山県労働組合総連合事務局長、同副議長(現職)歴任、2017年富山市長選立候補。

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