日本共産党富山県委員会は25日、2021年度県予算に対する要望書を提出し、懇談しました。11月の県知事選挙で誕生した新田八朗新知事に対する初めての要望。項目は168項目。党県委員会からは、上田俊彦県委員長、火爪ひろこ、津本ふみおの両県議と、青山りょうすけ(富山1区)、坂本ひろし(富山3区)の両衆院予定候補、折田誠党県自治体部事務局長の6人。
交渉に先立ってあいさつした上田委員長は、「県知事選挙で示された、『県政を変えてほしい』という声を真摯に受け止めて、来年度予算に反映してほしい」と述べました。 新田知事は新型コロナの感染急拡大を受けた「富山アラート」発令にも触れながら、「県政に生かすために、日本共産党さんの意見を参考にさせていただきたい」と述べる一方、デジタル社会などの推進を進めたいと話しました。
交渉では、津本県議が18項目の重点要望のうち、8項目について説明。青山、坂本の両氏も、少人数学級の実現や学生支援などで要望を伝えました。