日本共産党富山地区委員会は20日、富山市内で山下芳生副委員長を迎え、演説会を開きました。4月11日告示(18日投票)の富山市議選で現有2議席から3議席へと党を伸ばし、来るべき総選挙での党躍進と野党共闘の勝利、政権交代につなげようと呼びかけました。藤野やすふみ衆院議員・同北陸信越比例候補、青山りょうすけ衆院1区候補が参加しました。
市議候補の赤星ゆかり(56)=現=、吉田おさむ(70)=元=、かじ政見(58)=新=の3氏が登壇し決意表明。党市議団が市民と力を合わせ中学3年までの医療費無料化などを実現させ、政務活動費不正追及の先頭にも立ち議会改革を求めてきたと述べ、「何としても3議席を獲得しよう」と訴えました。
山下氏は、コロナの感染拡大を抑え込む大規模検査を党が一貫して求めてきたことが、検査に後ろ向きだった政府を動かし、菅首相も「方向性はほぼ一緒だ。ただ量が違う」と答弁したことを紹介。全国の自治体で運動を強め、富山市長選・市議選の勝利で、必要な検査の量に拡大させようと訴えました。
また、市民の目線で中心市街地偏重の税金の使い方をチェックし、小・中学校普通教室へのエアコン設置など、市民の声で政治を動かす党市議団の値打ちを語り、議席増を呼びかけました。
藤野氏は、「都議選前に行われる県都の選挙で議席増を目指すのは富山市だけだ。総選挙に向けて富山市から上げ潮を作っていこう」と訴え。同日行われる市長選に立候補する「市民が主人公の富山市政をつくる会」の高野善久氏が決意を訴えました。