日本共産党富山地区委員会と富山市議員団は22日、森雅志富山市長に「コロナ封じ込めのための大規模検査や対策を求める要望書」を提出しました。
申し入れには高橋渡地区委員長、赤星ゆかり市議団長、小西直樹市議、吉田おさむ・かじ政見両市議候補が参加。 富山市は今本雅祥副市長が応対しました。
高橋委員長らは、緊急事態宣言の解除を決めたが感染再拡大の危険をはらみ、変異株の流行や死者も出て重大な懸念もある。ワクチン接種も始まったがワクチン頼みになってはならないとして ▷社会的検査を高齢者施設とともに、医療機関・障害者施設などにも広げ、職員に対しても頻回・定期的に行い、対象を利用者にも広げ、感染防御をはかること ▷政府が実施するとしているモニタリング検査を「一日万」の規模で、富山市においても文字通り大規模に行い、感染封じ込めをはかること ▷変異株の疑いを確認する検査の割合を大幅に引き上げること▽ワクチン接種の体制と医師、看護師の確保をはかることーの4項目を申し入れました。
今本副市長は「ワクチンは予定期日までに入るか心配だ。富山市は医師会が積極的に協力してくれる。かかりつけ医の個別接種を基本に考えている」と話していました。