富山市議選(定数38、立候補48人)が18日投票され、日本共産党は、現職の赤星ゆかり氏(56)、元職の吉田おさむ氏(70)が当選しましたが、現職の小西なおき氏(76)は及びませんでした。
3候補は、今こそ本気のコロナ対策が必要だとして医療機関・介護施設への財政支援や市独自のPCR検査拡充など、「コロナ対策最優先、命・暮らし守る市政へ力を尽くす」と強調。中心市街地ばかりに税金を使う政治をやめ、「暮らしと地域を応援する市政への転換を」「不正の一掃、市民に開かれた議会へ」と訴えていました。
投票率は47.96%。共産党3候補の合計得票は、9760票(前回比87%、1474票減)、得票率6・1%(同88%0・86㌽減)でした。
自民党は24人全員が当選し、過半数に達しました。政務活動費不正事件で有罪判決を受けた元自民党議員は無所属で当選しましたが、市議選直前に有罪判決を受けた元市議会議長の現職は無所属で立候補し落選。市民の厳しい批判の一面も引き続き示されました。
2議席を目指した維新の会は、1議席にとどまりました。