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「支援してもらい本当に助かる」富山と射水で学生食料支援

カテゴリー: 県内団体の催し

 日本民主青年同盟富山県委員会は5月22日、富山市五福公園で、コロナ禍で困窮する大学生らに食料品や日用品を無償提供する8回目の食料支援プロジェクトを行いました。

 暖かい陽射しのもとで70人が来場し、「どれにしようか、悩みますね」「ニンジンやジャガイモもいいですね」などと言いながら、コメやレトルトカレー、袋めん、野菜、日用品などを受け取り。ほとんどの学生が、学生の実態や関心を聞くアンケートに答えました。

 7月に教員採用試験を受ける人間発達科学部4年の学生は「試験勉強のためにバイトを辞めたが、生活は苦しい。支援していただき本当に助かる」と話していました。アンケートでは「困っていること」として「バイトの収入が不安定」「バイトがなくて学費や生活費が心配」など生活・学費の不安・悩みや「夜道をもっと明るくしてほしい」「大学を通るバスの本数を増やしてほしい」など生活環境改善の要望が出されていました。

 5月29日には、射水市のラポールを会場に6回目の学生食料支援。75人の学生が支援物資を受け取りました。日本共産党呉西地区委員会が協力。

 コメ3キロに加えてインスタントラーメンやレトルト食品をセットにした基本セットを70人分用意。時間内に準備したおコメが足りなくなり。急きょ基本セットを5人分追加。当日ニンジンやトマトなど野菜も買い足しました。

 「ビラをみました」「友達から聞いた」など訪れた学生の47%が初めての参加。「これまでビラは見ていたけど今回初めてタイミングが合ったので来れました」という学生もいました。

 ほとんどの学生が物資受け取り後、アンケートに協力。「対面授業を主体にしてほしい」「バイトの収入が減った」などと語っていました。また1、2年生で「今日話を聞いて学費を下げてほしいと思った」など、対話のなかで自分たちの実態に目を向ける学生もいました。

 今回の支援には「#生理の貧困」などの運動にかかわる人から生理用品などの物資が段ボール箱5個分の提供があり、多くの女性が受け取っていきました。

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