日本民主青年同盟富山県委員会は20日、富山市の富山大学近くの五福公園で富山大学生を対象にした食料支援プロジェクトを行いました。日本共産党富山県委員会、同富山地区委員会が協力しくして、今回で9回目の実施。梅雨の合間の暖かい陽射しのもとで、開始時間の11時には10数人が列をつくり、この日は94人の学生が来場しました。
「お米以外に4品選んでください」「ささやかですが野菜もありますよ」ボランティアの呼び掛けに学生たちは「ひやむぎ、おいしそう」「カルピスもらおうか」などの声を交わしながらレトルト・インスタント食品や缶詰、キャベツなど野菜、食品用ラップフィルムや洗剤などを手に取りました。来場したほとんどの学生が生活の実態や要望を聞くアンケートに答えました。
「コロナ禍のもと生活の不安」や「政府・自治体への要望」では「学生食堂を土曜日もやっていたら嬉しい」「五輪開催の影響が不安」「オンラインはあまり集中できない」「バイトがあまり見つからない」「部活動をもっと自由に」「サークルができるようになりたい」「コロナのため実習2 週間前からバイトが禁止され収入が減った」「路面電車の終電が早い」「ソーシャルディスタンス確保のため教室が足りていないので確保してほしい」「友達がバイトしたいけどコロナであまりバイトに入れない」「バイトが減った」「学費を減らしてほしい」「ひとつの教室に大勢集つまるのが怖い」など、切実な要望がいくつも出されました。