2015年5月31日から70回目となる富山県のレッドアクションが20日、富山駅前広場で行われ、参加者は、「菅政権は命を守るため五輪中止の決断を」など、道行く人にアピールしました。
赤いシャツや帽子、スカーフなどを、思い思いに身に着けた20人が参加。
「日本政府は核兵器禁止条約の批准を」「土地利用規制法廃止へ」「五輪中止」などそれぞれのプラカードを掲げてアピール。7人がハンドマイクでスピーチし、参加者全員でコールをしました。
「菅内閣がコロナ禍のなかで医療費2倍化法案や病院の数を減らす法案を押し通したのは許せない」「土地利用規制法は自衛隊や米軍基地周辺に住んでいるだけで個人情報が調査され、土地建物の利用も制限される違憲法。必ず廃止させよう」「女性への性暴力の根絶」「選択的夫婦別姓の実現」「核兵器禁止条約への日本政府の参加」などの主張が相次ぎました。
「私の怒りが娘に伝染し、今日は2人で参加した」と話す母娘は、今もっとも願っていることとして「東京五輪は中止して命を守れ」「核兵器禁止条約に日本も参加しよう」と声をあげました。
金沢市に住む女性は、「9条は守らねばならん。富山の女性頑張っているね」と話していました。