日本民主青年同盟富山県委員会は18日、富山大学横の富山市五福公園で10回目となるコロナ禍の下での学生への食料支援を行いました。学生への生活実態アンケートにも取り組みました。日本共産党富山県委員会、同富山地区委員会が協力。
学生らが次々と訪れ、学生47人が参加。「今回品物がたくさんあるね」「大きいトマト、おいしそう」などと言いながら、コメ2キロ、野菜、缶詰、レトルト食品、トイレットペーパー、生理用品などを持ってきた袋に詰め込んでいました。キュウリ、トマト、ナス、シシトウなどの野菜は当日朝、農業をしている支援者から提供を受けたばかりの新鮮なもの。「野菜はどれも新しいですよ」とスタッフが呼びかけると欲しいものを選んでいました。
チラシを見て参加したという女子学生に、同盟員らがヨーロッパなどと比べて異常に高い学費のグラフを示して「世界では返さなくていい給付型奨学金が普通。民青同盟は給付型奨学金の拡大や学費の引き下げに取り組んでいる」と紹介。学生は、「学費は高い。半分にしてほしい」と話しました。
初めて参加した女子学生は「家賃だけ親に出してもらっている。奨学金をもらい、授業料免除を受け、足りない分はアルバイトしている。コロナでバイト先のカラオケ店の売り上げが減り、これからが不安。こういう取り組みは助かる」と話していました。