「平和・民主・革新の日本をめざす富山市の会(富山市革新懇)」と富山県革新懇は4日、富山市市民のつどい」を開催。安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合や立憲デモクラシーの会などの呼びかけ人として活動している中野晃一上智大学教授のオンラインによる講演を聞き、目前に迫った総選挙での政治の転換、市民と野党の共闘の推進について学習し、討論しました。
池田克己県革新懇事務局長が「菅首相は国民の声に追い詰められて退陣を表明した。コロナ対策など政策の行き詰まりの結果です。首相が代わっても自公政治は変わりません。総選挙で何としても市民と野党の共闘で勝利しよう」とあいさつ。オールとやま県民連合の水谷敏彦共同代表が連帯あいさつをしました。
中野氏は「市民と野党の共闘をめざして」と題して講演。冒頭「今週、野党党首が参加して、市民と立憲野党の政策合意を確認し発表する場を設ける。候補者調整も前進している。誰が自民党総裁になろうと野党共闘は前進している」と野党共闘の現状を語りました。菅内閣をどうみるか、菅首相の退陣劇、総裁選について自民党の派閥や長老の権力争いをリアルに紹介しました。
そして「これから1カ月、テレビ、新聞で自民総裁選の報道が続き、自民は刷り込み効果を狙っている。私たちは一人ひとりに声をかけて私たちの選択で政治は変えられることを訴えていこう」と呼びかけました。