9月県議会の16日、日本共産党のひづめ弘子県議は一般質問に立ち、新型コロナ対策などについて新田八朗知事を始め県当局の見解を質しました。
コロナ対策では、県が政府にならって「感染者の原則自宅療養」の方針を打ち出したことで、県内の「自宅療養・入院調整中」患者が一気に拡大し、患者と家族を不安な状態においてきたとして、知事に、原則「自宅療養者ゼロ」とするよう求めました。また感染の根を断つPCR検査もきわめて中途半端だとして、大規模検査を躊躇なく実施すべきだと迫りました。知事は、「自宅療養に適切に対応している」と答弁。ひづめ県議は20代の自宅療養者の母親から、健康観察が音声電話でなされ、体調が悪くなってもなかなかつながらなかったとの訴えがあったことを示しました。「870人(8月25日現在)の自宅療養者の痛みをどう感じているのか。一人ひとりの実態に心を寄せてほしい」と再質問、再々質問をして知事にせまりました。
ひづめ県議は、他にジェンダー平等に関連して ▷選択的夫婦別姓制度の法制化を急げ ▷県内企業の管理職に占める女性比率の公表 ▷男女の賃金格差の是正などをとりあげました。