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認知症の人と家族の会が研修会開く

カテゴリー: 県内団体の催し

 「認知症の人と家族の会富山県支部」は9月18日、2021年世界アルツハイマーデーを記念して、富山市サンフォルテで研修会を開催しました。「家族の会」県支部代表世話人の堀井隆子さんが「県支部は今年で39年目を迎える。つどいと会誌の発行、生活相談の3本柱の活動を続けてきた」とあいさつ。

 早川岳人立命館大学教授が「父・早川一光から学んだこと・引き継ぐこと~住民が主人公になる健康づくり~」と題して講演。講演者の父で医師だった早川一光氏が認知症のお年寄りとその家族の苦労に触れたのをきっかけに、認知症が今後増大するなかでその家族を支える社会づくりが必要だと、自ら呼びかけ人となって京都で「家族の会」を立ち上げ、それが全国に広がったことを紹介。今後高齢化社会が急速に進む中で、個人や家族の問題ではなくこれを支える社会をつくろうと述べました。集会では「コロナ禍のもとで直接触れ合える面会の実現」などを盛り込んだ「世界アルツハイマーデーinとやまアピール」を参加者の拍手で採択しました。

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