参院議員・党参院国対委員長 井上さとし
国会に送っていただいてから20年をこえました。ご支援に心からお礼申し上げます。
被爆2世としてのライフワークは核兵器廃絶。昨年は被爆者の訴えが世界を動かし、核兵器禁止条約が発効しました。被爆直後に黒い雨を浴びた皆さんが「被爆者と認めて救済を」と求めて広島高裁で勝訴し、国は上告できませんでした。声を上げ、力を合わせれば政治を変えられるーー改めてしっかり胸に刻んで参院選挙での躍進をめざします。
昨年の総選挙では「命より大切なものはない。政治にとって命を守るより大切な仕事はない」と、命を粗末にする自公政権の交代を訴えました。その推進力である日本共産党の躍進を「財界からビタ一文ももらわぬ党だから、命より設け優先の政治をただせる。命を奪う戦争を許さぬ反戦平和99年の党だから、何より命とぶれずに貫ける」と訴えました。しかし、自公などの必死の攻撃を打ち破って訴えを届けきれなかった。痛切な教訓です。
岸田政権が安倍・菅政権と変わらぬ自己責任の押し付けであり、9条改憲・軍拡では一層危険な政権であることはハッキリしました。「9条守れ、憲法活かせ」の声を広げて参院選に勝利し、新しい政治を切り開く年に!