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政権交代の足がかり、反転攻勢へ

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                    日本共産党富山県委員会委員長 上田俊彦

 あけましておめでとうございます。

 昨年の総選挙は、野党が一本化した1人区の約半分で野党が勝利または接戦に追い込みました。共闘勢力全体としても議席を伸ばしました。マスコミの「野党は惨敗」「野党共闘は失敗」報道はまったくのデマです。政権交代が実現できなかったことは大変残念ですが、初めての挑戦としては大きな成果でした。

 さて、富山はどうだったか。北陸信越で、藤野保史さんの議席を失ったことは痛恨の極みです。しかし、富山県が比例で得票数、得票率とも前進した(4つの都県の一つ)ことは誇るべきことであり、これを弾みに、次の議席奪還へ、党の自力、そして積極的支持者づくりへ努力を重ねていく決意です。

 市民と野党の共闘はどうだったか。立憲民主党がオールとやま県民連合の政党間協議の再三のよびかけにも応えないもとで、草の根での市民と野党の共闘の経験が生まれました。

 自民党と共産党が一騎打ちとなった富山3区では、社民党県連、れいわ勝手連や立憲パートナーズ、そしてオールとやま県民連合も加わって、わが党の坂本候補が、事実上の「市民と野党の共同候補」として気持ちのいいたかいができました。結果は、共産党の候補としては過去最高の得票となり、比例もおしげました。富山2区は、わが党は立憲民主党の候補を「自主的」に支持しました。

 今年は参院選の年、5つの中間選挙もたたかいます。政権交代の足掛かりをつくるためにも、総選挙から教訓をくみとって、反転攻勢の年にする決意です。

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